電話をチャットで受け取れる!fondeskの導入方法・使い方・事例まで徹底解説【Slack・Chatwork連携も対応】

「電話が鳴るたびに作業が止まってしまう」「リモートワークなのに会社の電話に誰も出られない」——そんな悩みを抱えるビジネスパーソンに注目されているのが、fondesk(フォンデスク)です。
fondeskは、かかってきた電話の内容をSlackやChatworkなどのチャットに通知してくれるサービス。
誰かが電話に出なくても、誰からどんな内容かがリアルタイムで分かり、無駄な中断を防げます。
この記事では、fondeskの基本機能・導入方法・料金・他ツールとの違い・導入事例まで、実際の活用イメージが持てるよう詳しく解説します。
「電話対応のチャット化」を進めたい企業の方は、ぜひ参考にしてください。
fondeskとは?電話対応をチャットで受け取れる便利ツール
電話が鳴るたびに作業が中断されてしまう。そんな悩みを抱えるビジネス現場は多いのではないでしょうか。
fondesk(フォンデスク)は、電話対応の内容をチャットで受け取れる便利なサービスです。
わざわざ受話器を取らなくても、誰からの電話か・何の用件かがSlackやChatworkなどにすぐ届き、業務を止めずに確認・対応できるようになります。
fondeskの基本機能と特徴
fondeskの魅力は、シンプルでありながら業務効率を大きく上げてくれる点です。以下のような便利な機能が備わっています:
- チャット通知:電話がかかってくると、内容をリアルタイムでチャットに通知
- 営業時間の自動設定:時間外の電話は自動応答に切り替え可能
- 取次メモの記録:誰から、どんな要件かをきちんと記録してくれる
- 音声のテキスト化:内容が文字で残るので、聞き返しや見返しが簡単
これにより、電話に出るための時間・手間を減らしながら、確実な対応が可能になります。「電話に出たけどメモを取り損ねた」「内容がうろ覚えで困った」といったミスも防げるのがポイントです。
対応チャットツール(Slack・Chatwork・Microsoft Teams)
fondeskは、普段使っているチャットツールとすぐに連携できるのも便利な点。
以下のような主要ツールに対応しています。
チャットツール | 通知方法 | 使い方のポイント |
---|---|---|
Slack | Webhook連携で即通知 | スレッド形式で管理でき、見逃しにくい |
Chatwork | Botを使って通知 | 複数人グループに一斉共有がしやすい |
Microsoft Teams | Teamsのコネクタ連携 | チームチャネルへの投稿形式で通知 |
社内ですでに使っているチャットにfondeskをつなげるだけで、電話のやりとりもデジタル化でき、確認・引き継ぎもスムーズになります。リモートワークとの相性も抜群です。
fondeskの導入方法をわかりやすく解説
「便利そうだけど、導入って難しいのでは…?」と不安に思う方もいるかもしれません。
ですが、fondeskの導入はとてもシンプルで、パソコンやチャットツールに詳しくない人でも安心して始められます。
ここでは、導入の流れを3つのステップに分けて、わかりやすくご紹介します。
導入ステップはたった3ステップ
fondeskを始めるには、以下の3ステップを踏むだけです。
- アカウントを作成する
公式サイトからメールアドレスを登録するだけでOK。所要時間は5分ほど。 - 通知先(Slackなど)を設定する
使用中のチャットツールに接続設定を行います。案内通りに操作すればすぐ完了します。 - 電話の案内フローを設定する
「どんな風に電話を受けてほしいか」を簡単に選んで設定します。
基本的にはガイド付きの操作で進められるので、初めての方でも迷いません。
最短10分で導入完了という声もあります。
利用開始に必要なもの
fondeskの導入にあたって、事前に準備しておくとスムーズなものを以下にまとめました。
- 通知先チャットツール(Slack・Chatwork・Teams など)
- 電話対応の方針(たとえば、「取り次ぎ不要」「○○部署だけ対応」など)
- 支払い方法の登録情報(クレジットカードが一般的です)
難しい機材や専用ソフトは不要。パソコン1台あれば十分に始められるのもfondeskの強みです。
初期設定で注意すべきポイント
導入は簡単ですが、せっかくの便利さを活かすにはちょっとした工夫も必要です。
以下のポイントに注意して設定してみてください。
設定項目 | 注意すべきこと |
---|---|
通知先のチャット | 通知が埋もれないよう、専用チャンネルを作ると◎ |
応答メッセージのテンプレート | 「只今担当者が不在です」など丁寧な文面をあらかじめ設定 |
受電内容のフィルター | 営業電話などを自動で振り分ける設定も可能 |
こうした初期設定をきちんと行うことで、社内の混乱や見落としを防ぎ、スムーズな運用につなげられます。
料金体系と他ツールとの違い
「導入コストはどれくらい?」「他の電話ツールと何が違うの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。ここでは、fondeskの料金プランや他社ツールとの違い、そしてコストパフォーマンスについてやさしく解説します。
fondeskの料金プランと費用感
fondeskの料金は非常に明快で、月額固定+従量制の組み合わせになっています。
以下は基本的な料金構成です。
項目 | 内容 |
---|---|
月額基本料金 | 10,000円(税込11,000円) ※50件までの受電を含む |
超過分の従量料金 | 1件ごとに200円(税込220円) |
初期費用 | 無料 |
トライアル期間 | 14日間の無料体験あり |
初期費用がかからず、月単位での運用ができるため、小規模オフィスやスタートアップでも始めやすいのが特徴です。
他のIVR・受付代行との違い
電話対応ツールには他にもIVR(自動音声応答)や受付代行サービスがありますが、fondeskとは以下のような違いがあります。
- IVR(例:IVRy・BIZTEL)
→ 自動音声で番号を選ばせる仕組み。やや導入や設定に時間がかかる。 - 有人の電話代行サービス
→ 専門オペレーターが対応。丁寧だが、月額2万〜5万円以上とやや高額。 - fondesk
→ 自動で受付、チャット通知。人手なしで手軽かつ低コスト。
「電話の要件だけ把握できれば十分」「人が出る必要はない」というケースなら、fondeskのような軽量なサービスが適しています。
コストパフォーマンスはどう?
fondeskの最大の魅力は、“人が電話に出ないことで生まれる時間の価値”にあります。
たとえば1件の電話対応に平均5分かかるとして、1日10件の電話で50分。月20日で約16時間分の業務が削られていることになります。
それがfondeskを導入することで、以下のような変化が期待できます:
- 集中力の維持:業務の途中で電話に出る中断がなくなる
- 人件費の削減:電話番専任スタッフが不要に
- 対応の正確性:聞き間違いや伝え忘れを防げる
月額1万円という費用で、対応品質・業務効率・コスト削減を同時に実現できるのは、非常にコストパフォーマンスの高い選択といえるでしょう。
fondeskの導入事例と効果
実際にfondeskを導入した企業では、「想像以上に便利だった」「もっと早く導入すればよかった」という声が多く聞かれます。
ここでは、中小企業・スタートアップそれぞれの活用事例と、導入によって得られた明確な効果をご紹介します。
中小企業での導入ケース
ある製造系の中小企業では、事務スタッフが少なく、代表電話の対応が手一杯でした。
とくに昼休みや外出中に電話が取れないことが課題に。
fondeskを導入した結果:
- 電話対応のために席を外すことがなくなり、来客対応や経理業務に集中できるようになった
- 不在時の電話内容もチャットで届くので、漏れや伝え忘れがなくなった
- 毎日2〜3件の営業電話を自動でフィルタできるようになり、業務効率も向上
「事務の人が電話対応に追われないだけで、社内の空気も変わった」との声もあり、業務環境の改善にもつながったそうです。
スタートアップ・ベンチャーでの活用事例
開発系スタートアップでは、少人数体制でエンジニアが電話応対をすることもあり、集中力の低下が大きな課題となっていました。
fondeskを導入したところ:
- Slackに着信通知が届くため、誰かが折り返しすればよく、開発中に手を止める必要がなくなった
- 電話メモの内容が明確なので、社内での情報共有がスムーズに
- 電話内容のログが残るため、やり取りの振り返りにも活用
「静かなオフィス環境が維持できるようになり、生産性が大きく改善した」とのことです。
実際に得られた3つの効果
導入企業の多くが共通して感じている効果をまとめると、以下の3点に集約されます。
- 対応スピードの向上
チャット通知によって、対応の早さと正確さがアップ - 問い合わせの可視化
誰から・どんな用件の電話かが記録され、社内共有しやすい - 無駄な中断の削減
「作業を中断して電話に出る」ことがなくなり、集中力を維持
このように、fondeskは単なる電話転送ツールではなく、“電話対応の見える化と効率化”を同時に実現するソリューションとして多くの企業に活用されています。
どんな企業におすすめ?導入を検討すべきタイミング
「うちの会社にも合うのかな?」「今導入するべき?」と悩んでいる方も多いかもしれません。
ここでは、fondeskが特におすすめな企業の特徴や、導入を考えるタイミングのヒントをまとめました。
こんな悩みがあれば導入を検討しよう
以下のような悩みや状況がある企業は、fondesk導入の“合図”です。
- 電話の取次ぎで毎回作業が止まる
- 代表電話に出られる人が固定されている(=負担が偏っている)
- 営業電話や不要な着信が多く、業務を妨げている
- リモートワーク中で会社の電話に出られない
- 電話メモの聞き間違いや伝達漏れが起こっている
一つでも当てはまるなら、fondeskがその課題を“見える化”し、改善するためのきっかけになるかもしれません。
チャット通知のメリットが大きい業種・職種
fondeskは多くの業種に対応していますが、特に以下のような業種・職種では「チャット通知のメリット」が大きく感じられる傾向にあります。
- 士業(税理士・弁護士・行政書士など)
→ 応対に集中できる時間を確保しやすくなる - スタートアップ・ベンチャー
→ 人数が少ない中でも、電話対応の品質を維持可能 - 不動産・保険などの営業系
→ 電話メモが残ることで、見込み顧客の取りこぼしが防げる - IT・制作・開発業務
→ 作業中の電話対応を削減でき、集中時間を守れる
「電話にすぐ出る必要はないが、要件は把握したい」——そんなニーズにピッタリです。
導入前に確認すべきこと
導入を検討する際は、以下の点を一度整理してみましょう。
確認ポイント | 内容 |
---|---|
電話の受電数 | 月何件くらい電話が来ているか、時間帯の傾向 |
社内の対応体制 | 誰が電話を受け、どう処理しているか(属人化していないか) |
社内のITリテラシー | チャットツールを日常的に使っているか |
これらを把握したうえで導入すれば、fondeskの効果を最大限に活かすことができます。
まとめ|fondeskで電話対応のストレスから解放されよう
電話対応は、多くの企業にとって「小さな負担」の積み重ねが、大きなロスにつながる業務のひとつです。
fondeskを導入することで、その負担を見直し、業務効率を上げながら“本来やるべき仕事”に集中できる環境を作ることが可能になります。
導入の第一歩は「試してみる」ことから
「気になってはいるけど、本当に合うか分からない」そんな時は、まずは無料トライアルから始めてみましょう。
fondeskは14日間のお試し期間があり、実際の通知内容や使い勝手を確認できます。
- 通知のスピードや内容をリアルに体験できる
- チームメンバーとの共有のしやすさを確認できる
- 営業電話や不要な着信のフィルター効果も見える
小さな一歩が、大きな業務改善につながるかもしれません。
業務効率化ツールとしての価値
fondeskは「電話番の代わり」以上の存在です。
電話をチャット化することで、記録が残る・引き継ぎしやすい・外出中でも対応できるなど、働き方の幅が広がります。
また、SlackやChatworkといったチャットツールとの相性も抜群なので、日頃の業務フローにそのまま組み込みやすいのもポイント。
業務を止めず、連携をスムーズに保てるツールとして、高く評価されています。
他ツールとの比較で自社に合うか見極めよう
もちろん、IVR(自動音声応答)や有人電話代行など、他にも選択肢はあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自社の電話対応の目的やリソースに合わせて選ぶことが大切です。
もし「誰が電話を取るか毎回困っている」「電話に出る時間をなくしたい」というお悩みがあるなら、fondeskはその答えになってくれるはずです。
ぜひこの機会に、電話対応のストレスから自由になる一歩を踏み出してみてください。
freedoorのコールセンター業務運用代行
「電話に追われて本来の業務が進まない」「チャットで通知が欲しい」といったお悩みはありませんか?
freedoorのコールセンター業務運用代行では、電話対応におけるあらゆるニーズに応える運用体制をご提供します。
fondeskと連携した機能性
freedoorはfondesk正規代理店として、以下の機能をそのままご提供可能です。
- チャット通知によるリアルタイム連携:チャットやメールで即時通話内容を共有
- 通話時の名乗り名カスタマイズ対応:貴社の一員として応対するかのような自然な印象を付与
- 営業時間変更:受付時間は9:00〜19:00の間で柔軟な切り替えが可能
- 通話履歴の見える化:通話内容や対応記録をいつでも確認可能なマイページ
- 不在着信・特定番号の除外:受けたくない番号などを補足してブロック設定やメッセージの設定も可能
これらはすべてfondeskの基本機能と同等であり、導入後すぐに運用できます。
freedoorならではの強み
- 業務フロー最適化:
初期ヒアリングの上、受信〜対応〜担当者への引き継ぎ手順を整備し、無駄のない導線設計を実現。 - スクリプト・マニュアル作成:
よくある問い合わせに即対応できるよう、トークスクリプトや質の高い対応基準を整備。 - 営業代行との連携が可能:
受電で得たリード情報を元に、そのまま営業アプローチへつなげるインサイドセールス型の対応も提供。問い合わせ対応だけで終わらせない、売上につながるサポートが可能です。 - 定期レポーティング:
日報・月報形式で対応状況を「見える化」。改善提案やPDCAの仕組みづくりもサポートします。
導入企業の声
- 人材サービス企業様
課題:1日100件以上の電話対応で社員が圧迫。
成果:約8割の受電を代行し、年間で1,000時間の業務時間を削減。 - ITベンチャー企業様
課題:問い合わせ対応が属人的で社員に負担。
成果:スクリプト導入・教育により応対品質が安定。 - 医療系スタートアップ様
課題:少人数での対応では回らない状況。
成果:fondesk連携で、チャットを使ったスムーズな情報共有を実現。 - SaaS企業様
課題:問い合わせからの商談化率が低く、機会損失が発生していた。
成果:電話受付後のリード情報を営業代行チームが即アプローチ。月間商談数が2倍に増加し、成約率も向上。
まずは無料相談から
「うちでもコールセンター業務運用代行は使える?」「何から始めれば?」といったご相談も大歓迎です。
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