今さら聞けない?インスタのリールをリポストする方法と注意点まとめ

Instagramの人気コンテンツといえば、最近は「リール」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。短尺の動画を手軽に楽しめるうえ、TikTokやYouTubeショートのような拡散性も期待できる便利な機能です。
そんな魅力あふれるリールですが、他のユーザーの投稿を自分のアカウントへ共有(リポスト)したいと考える人も少なくありません。リポストをうまく活用すれば、フォロワーへの情報共有やブランドイメージの拡散に役立ちます。一方で、著作権や肖像権、インスタの利用規約などに注意を払わないとトラブルに発展するリスクも。
本記事では、インスタのリールをリポストするメリットや具体的な方法、そして安全に実践するためのポイントを網羅的に解説します。初心者でもわかりやすいよう、手順を丁寧に紹介するとともに、公的機関やInstagram公式情報を踏まえた注意事項もあわせてお伝えします。ぜひ最後までご覧いただき、SNS運用の幅を広げてください。
リポストとは?インスタで活用するメリットを理解しよう
「リポスト(Repost)」とは、他のユーザーが投稿したコンテンツを、自分のアカウントで再度シェア(再投稿)する行為を指します。Twitterでいうところの「リツイート」、Facebookの「シェア」などと似た概念ですが、Instagramには公式の「リポスト機能」が明確には用意されていません。
しかし、ストーリーズへのシェア機能や外部ツールを活用すれば、リールの再投稿自体は可能です。ここでは、リポストがどんなメリットをもたらすのか、まずは概念を整理してみましょう。
リポストの基本概要
Instagramでは、ストーリーズで他ユーザーの投稿をシェアする機能が用意されていますが、リールをフィードに再投稿する仕組みは公式にはありません。そのため、多くのユーザーは専用アプリや手動での再編集を経てリールをリポストしています。
リポストを行う際は「投稿者の許可を得る」「著作権や肖像権を侵害しない」といった点が非常に重要です。これは後ほど詳しく解説しますが、単に「いい動画だから拡散したい」というだけで転載すると、トラブルに発展するケースもあるので注意しましょう。
インスタでリポストするメリット
インスタのリールをリポストすることで、以下のような効果が期待できます。
- ユーザーとのコミュニケーションが活発化: 良いと思った投稿をリポストすることで、共通の関心を持つユーザーとのつながりが生まれやすくなります。
- 拡散力向上: リールはショート動画ゆえに視聴ハードルが低く、短期間で多くの人に見られやすい特性があります。自分のアカウントでもシェアすることで認知度を高められます。
- ブランドイメージの強化: ビジネス活用の場合、顧客が作ったリール(UGC: User Generated Content)をリポストすると、ブランドの信頼度や好感度の向上が期待できます。
また、ユーザーが作成したリールを公式アカウントで取り上げることで、ファンを巻き込んだキャンペーンやコミュニティづくりにもつながります。
ストーリーズのシェアとフィードへのリポストの違い
インスタでは、ストーリーズで他ユーザーの投稿(リール含む)を直接シェアする機能が比較的簡単に利用できます。ただしストーリーズは24時間で消えてしまい、長期間にわたる拡散には向いていません。一方、リールをフィードに再投稿する場合はより長くコンテンツを残せるメリットがありますが、外部ツールや手動での作業が必要になるという手間が発生します。
用途や目的によって、ストーリーズでの一時的なシェアがよいのか、あるいはフィードへのリポストが適しているのかを考えて使い分けるとよいでしょう。
インスタのリールをリポストする前に押さえたい利用規約と権利関係
リールをリポストする行為は、場合によってはInstagramの利用規約や著作権、肖像権を侵害する可能性があります。実際、文化庁や総務省など公的機関からも、SNS上での無断転載に関する注意喚起が行われています。リポストに踏み切る前に、必ず以下の点を押さえておきましょう。
Instagram公式ガイドラインの基本
Instagram(Meta社)の利用規約やコミュニティガイドラインには、「ユーザーの著作物を尊重すること」「第三者の権利を侵害しないこと」などが明示的に記載されています。
たとえリール内の音源や映像がフリー素材でない場合、それらを無断で再投稿すると本来の権利者からクレームを受けるリスクがあります。また、著作者本人が見つけていなくても、通報や自動検出システムによってアカウントにペナルティが科される可能性もあるので注意してください。
著作権・肖像権の基本ルール
日本の著作権法では、創作性のある動画・画像・音源には自動的に著作権が発生します。他人が作ったコンテンツを二次利用する場合は、原則として権利者の許可が必要です。
また、人物が映っている動画をリポストする際には、肖像権にも気を配らなければなりません。撮影者だけではなく、被写体の意向を無視して勝手に再投稿する行為はトラブルに発展しやすいのです。
公的機関や専門団体(たとえば文化庁の著作権情報サイトなど)も、「SNS上での無断転載や無断使用は違法行為になり得る」と警告を出しています。リポストを行う際は、できる限り投稿者や権利者に「この動画をシェアしてもいいですか?」と確認を取ることが望ましいです。
引用表記や投稿者へのメンションの必要性
どうしてもリポストしたい場合は、投稿者のユーザー名を明記したり、キャプション内でメンション(@ユーザー名)するなど、オリジナルの作成者をきちんと示す配慮が必要です。
法律的には「引用の範囲内」であれば一定の要件を満たすことで使用が認められますが、通常のリポストは引用というより転載に近い扱いになるため、投稿者の承諾を得るのが基本的なスタンスと言えるでしょう。
実際にビジネスアカウントがリポストを行う場合も、「参考元:○○」「Repost from @○○」などの表記をすることで、投稿者とのトラブルを避けやすくなります。
初心者でもできる!リールをリポストする3つの方法
実際にインスタのリールをリポストするには、いくつかのやり方があります。ここでは代表的な3つの方法を紹介し、それぞれの特徴とステップを解説します。初めての方でもわかりやすいよう手順を整理していますので、ぜひ参考にしてください。
方法1:ストーリーズへ直接シェアする
まず最も簡単なのは、「リールをストーリーズでシェアする」という公式の仕組みを使う方法です。アプリ上でリールを開き、共有ボタン(紙飛行機のアイコン)から「ストーリーズに追加」を選ぶだけで、リールのプレビューがストーリーズに表示されます。
ただし、この場合は24時間で消えてしまうのが難点です。長期的にリールを自分のプロフィール上に残したい場合は、別の手段を検討する必要があります。
方法2:外部アプリでダウンロードしてから再投稿
フィードへの再投稿をしたい場合、外部ツールやアプリを活用して一度リールをダウンロードし、その動画を改めて自分のアカウントからアップするという手段があります。
- リールのURLをコピー
- 動画ダウンローダーなどのアプリやWebサービスに貼り付けて保存
- 保存した動画を再編集し、キャプションやメンションを付けてフィードに投稿
注意点としては、「無断でダウンロードしない」「投稿者の許可を得る」「著作権違反や利用規約違反にならない範囲で行う」といった点が挙げられます。外部ツールには信頼性が低いものもありますので、ウイルスや個人情報の流出リスクにも気を配りましょう。
方法3:リポスト専用アプリやブラウザ拡張を使用
「Repost for Instagram」など、投稿をそのまま再共有する専用アプリやブラウザ拡張機能を利用する手もあります。基本的な操作フローは方法2と似ていますが、アプリ内で自動的にキャプションやメンションを挿入してくれる場合もあり、初心者でも比較的使いやすいという利点があります。
ただし、これらのサービスもInstagram公式が保証しているわけではありません。アカウントへのログイン情報が必要となるケースもあり、セキュリティ面でのリスクを認識したうえで導入することが重要です。
リポストを成功に導くコツと注意事項
リポストをするだけならさほど難しくありませんが、「投稿者や視聴者に喜ばれ、かつ安全に行う」ためにはいくつかポイントを押さえておく必要があります。ここでは、リポストを成功させるためのコツと注意点をまとめました。
クレジット表記・出典元の明記
前述のとおり、著作権や肖像権が関わるコンテンツを扱う際には投稿者の了承を得ることが大前提ですが、そのうえで必ず「出典」を明記しましょう。
キャプション文中で「Repost from @ユーザー名」「Original Video by @○○」のように記載し、どのアカウントの作品なのかを明確に示すのが礼儀です。ユーザーによってはハッシュタグで「#Repost」などを使うケースもありますが、最低限、投稿者名へのメンションは入れておくとよいでしょう。
投稿者から明示的に許可を得る
実務上、DM(ダイレクトメッセージ)やコメント欄で「この動画をシェアしてもいいですか?」と確認を取るだけでも、トラブルを大幅に回避できます。
企業アカウントがユーザー生成コンテンツ(UGC)をリポストする場合は、キャンペーン規約などであらかじめ投稿への利用許諾を明記しておくことも効果的です。消費者庁や経済産業省などが示すガイドラインでも、ユーザーとの合意形成は非常に重視されています。
再編集やBGMの変更には追加の配慮が必要
他人のリール動画をそのまま再投稿するだけでなく、カット・トリミングしたり別のBGMを重ねたりする場合は、さらに権利関係が複雑になります。
映像の一部を切り抜く行為や、音楽を差し替える行為は原著作物の改変にあたる可能性が高いです。著作権者や投稿者の意図を大きく損なうおそれもあるので、慎重に取り扱いましょう。
投稿のタイミングとキャプションの工夫
せっかくリポストするのであれば、多くの人に見てもらいたいもの。自分のフォロワーが最もアクティブな時間帯を狙う、旬な話題に合わせてタイミングを調整するなどの工夫でリーチを最大化できます。
また、キャプションを丁寧に書くことで、リポストした動画の内容や意義をフォロワーに伝えやすくなります。オリジナル投稿への愛情やリスペクトを示す言葉を添えると、投稿者との関係性が深まるきっかけにもなるでしょう。
ビジネス活用にも役立つリール・リポストのアイデア
リポストは個人の趣味だけでなく、ビジネスやブランド運用の面でも大いに活用できます。具体的にどのようなシーンで役立つのか、いくつかのアイデアをご紹介します。
ユーザー生成コンテンツ(UGC)の拡散
近年、ユーザーが自発的に投稿するコンテンツ(UGC)は企業のSNS戦略で注目されています。例えば、商品を実際に使用している様子を撮影したリールをユーザーが上げてくれたら、それをリポストすることで「実際に愛用されている」証拠を広く伝えられます。
UGCをリポストするときは、投稿者への感謝の気持ちをしっかり表明しましょう。また、ハッシュタグキャンペーンを企画して、応募作品の中から優秀な動画をリポストする仕組みを作ると、多くのユーザーが参加しやすくなります。
コラボ企画やインフルエンサーとの連携
リポストは企業アカウントとインフルエンサーが相互に活用するのにも適しています。コラボ商品やブランドコラボの告知をインフルエンサーがリールで紹介し、その動画を企業アカウントがリポストするなど、双方向の拡散を狙うことができます。
この場合も、契約書や覚書などで「投稿内容の転載可否」を明確にしておくと、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
キャンペーン・イベント告知
リールは視覚的にインパクトがあるため、セールやイベントの告知動画をリポストすることで、短い時間で多くのユーザーの目に留まりやすくなります。アカウント同士でタグ付けを行いながら、複数の企業が横の連携を取るような使い方をすれば、一気に認知度が上がる可能性も。
また、リールの特性上、テンポの良いダイジェスト動画を作りやすいので、イベントのハイライト映像などをユーザーから募集し、優秀作品を公式でリポストするといった施策も有効です。
AI活用やコンサルティングでSNS戦略を加速
リールやリポストといったSNS施策をより効果的に進めたいなら、AI分析やSNSコンサルティングサービスの活用も検討してみましょう。
たとえば、過去にリポストした投稿のエンゲージメント(いいね数、コメント数、保存数など)をAIツールで分析し、どんなタイプのリールがユーザーに好まれているかを把握することで、次の施策の精度が高まります。
さらに、補助金や助成金の申請代行などを行う企業に相談することで、SNSマーケティングに関わる費用を抑えつつ、リール活用やリポスト戦略をスピーディに展開できる可能性があります。
Instagram運用代行でプロの力を借りよう
Instagramリール制作に悩んでいるなら、プロのサービスを活用するのも一つの方法です。freedoorのInstagramリール制作代行サービスは、業界最安水準の価格で高品質な運用サポートを提供しています。
freedoorのInstagramリール制作代行サービスとは?
freedoor株式会社では、アカウント運用に必要なすべての工程を一貫してサポートします。
アカウント分析と最適化
過去の投稿データやフォロワーの属性を詳細に分析し、効果的な投稿スケジュールや戦略を立案します。
コンテンツ企画・制作
ターゲット層に刺さるクリエイティブを制作。写真やリール動画の質を高め、視覚的に魅力的なコンテンツを提供します。
エンゲージメント戦略の設計
保存やシェアを促進する投稿、フォロワーとのインタラクションを増やすキャンペーンなど、成果を上げる施策を実施。
データ分析と改善提案
投稿後のパフォーマンスを徹底的に分析し、次回の投稿に向けた改善案を提案します。
これらをすべて含むプランを、月額50,000円~というコストパフォーマンスの高い価格で提供。さらに、リール動画制作を含むプランでも月15万円という業界最安水準を実現しています。
実績紹介
多くの企業がfreedoor株式会社のInstagram運用代行サービスを利用し、フォロワー数やエンゲージメントを大幅に向上させています。
飲食店様の事例
課題:投稿頻度が不定期で、地域の認知度が低い。
成果:半年でフォロワー数が25倍に増加し、Instagram経由での来店予約数が急増。
美容サロン様の事例
課題:フォロワーの増加が停滞し、新規顧客へのアプローチが難しい。
成果:半年でフォロワー数が2.6倍に増加し、リール投稿の平均再生回数が5万回を超える。
ハウスメーカー様の事例
課題:Instagramを活用したブランディングが手薄。
成果:半年でフォロワー数が6倍に増加し、問い合わせが倍増。
Instagramリールだけなく運用に関するお悩みまですべて無料相談を承っております。フォロワー増加やエンゲージメント向上の方法、運用の最適化について、どんなことでもお気軽にご相談ください。
まとめ:インスタのリールを適切にリポストしてSNS運用を高めよう
ここまで、インスタのリールをリポストするメリットや具体的な方法、そして注意点を網羅的に解説してきました。リポストは、うまく活用すれば単なる情報共有に留まらず、ユーザーやファンとの深いコミュニケーション、さらにはブランド力の向上につながる可能性を秘めています。
一方で、リポストは他人のコンテンツを再投稿する行為である以上、著作権や肖像権、そしてInstagramの利用規約を遵守する必要があります。事前に投稿者の許可を得る、キャプション内で出典を明確にするなどのマナーを守ることで、トラブルを回避しながら安心してリールをシェアできるでしょう。
特にビジネスシーンでは、ユーザー生成コンテンツ(UGC)のリポストやコラボ企画、インフルエンサーとの連携など、さまざまな形でリールの拡散力を活かせます。AI分析やSNSコンサルティングを導入することで、効率よく成果を上げることも十分に可能です。
最後に、リポストを行う際には以下のポイントを再確認してください。
- リポストの目的を明確にし、ストーリーズシェアかフィード投稿かを選択する
- 著作権・肖像権への配慮、投稿者の許可やメンション、引用表記を徹底する
- 外部アプリやダウンロードサービスを使う場合は、セキュリティ面や規約違反リスクに注意
- ビジネス利用の場合はキャンペーン企画やUGC活用、インフルエンサーとのコラボなどを検討
- 定期的なデータ分析で、リポストの効果を検証しながら改善を図る
これらを踏まえて、インスタグラムのリールをリポストする際のハードルをしっかりと下げ、リールを使ったSNS運用で一歩先を行く戦略を築いていただければ幸いです。
もしSNSマーケティングやリール活用にさらに踏み込んだサポートが必要な場合は、AI・SNS運用、Webマーケティング、web制作、ITコンサルティング、AIコンサルティング、補助金申請代行などのサービスを展開する専門企業に相談してみてください。ノウハウや実績が豊富なプロの力を借りることで、リールやリポストをはじめとしたSNS施策をより効果的に進められるはずです。
本記事を参考に、インスタのリールをリポストしながらSNS運用を充実させ、さらに多くのユーザーや顧客とつながっていきましょう。